2010年08月01日

イタリア便り 偽ブランドに手を出すな

 今年の6月初め、ベネチアの近くの有名海水浴場イエーゾロで、オーストリアから来た65歳の婦人観光客がセネガル人の物売りからルイ・ヴィトンの偽小型バッグを7ユーロ(約790円)で買った途端、市警に摘発され1千ユーロ(約11万2800円)の罰金状を突きつけられた。

 イエーゾロには海水浴客を狙った偽ブランド売りが多く、取り締まりに手を焼いた市が「購入した者にも罰金」の条例を作っていたわけだ。

 罰金令状を受けたオーストリア婦人は当然ながら「どこにそんな条例がはってあるのか教えてほしい」と怒り心頭。

 一方、売人はセネガル人だと言うだけで身分証明書もお金も持っていない。それより一番慌てたのが観光を売り物にしているホテル業者と観光組合。「隣国のオーストリア人から見放されたら大変」と心配する。

 イタリアでの偽商品販売は、金額にして年間71億ユーロ(約8010億円)の巨額に達すると推定され、今年の初めから4カ月間だけで4200万個が押収されている。中国製が断然多いがイタリア国内で作られるものも多い。製造者や密輸入業者を逮捕すればよいのだが、手続きが複雑なため手が掛かる。結局、イエーゾロ市のような例が起こるわけ。観光客は絶対に偽ブランドには手を出さないこと。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100801/erp1008010309001-n1.htm
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2010年04月18日

イタリア便り オオカミの今昔

 だれでも幼いときにグリム童話集の「赤ずきん」を読んだに違いない。グリム童話集では悪いオオカミは最後に猟師によって殺され、赤ずきんとおばあさんは助かるが、多くの民話では赤ずきんもおばあさんもオオカミに食い殺されることになっている。

 昔のヨーロッパではオオカミは人や家畜の大敵であったが、わが国でもニホンオオカミが1905年を最後に絶滅したように、イタリアでも1950年代末に大部分のオオカミは羊飼いたちに薬殺され、現在は中部イタリアの国立公園の山中に少数の群れが残るだけと信じられてきた。

 しかし、絶滅の危機に直面した野生動物の保護が叫ばれる時代になったことも影響したのか、オオカミはひそかに増え始めていたばかりか山伝いに北上していたのである。

 その結果、すでに生息していないとみられていたフランスとの国境に広がるイタリア領アルプス山脈の麓に100頭以上のオオカミが姿を現すようになったという。

 オオカミが生息することは、放牧されている羊やヤギなど家畜が襲われることを意味する。

 実際、数十万頭もの家畜を放牧しているこの地方の牧畜業組合によると、家畜の実害は年間300頭前後に上り、オオカミ対策が叫ばれるようになったという。 

 オオカミと人間の仲は昔から現在に至るまで決して和解できない運命にあるようだ。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100418/erp1004180255001-n1.htm
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2010年04月04日

イタリア便り 落書き退治

 イタリアの都市を訪問した経験のある方は、商店の壁やシャッター、橋の欄干から電車やバスの車体に至るまであらゆる所で大きな落書きをごらんになったに違いない。ごく最近もローマのユダヤ教会の歩道にある犠牲者の記録を彫った敷石をスプレーで汚した不届き者がいた。

 こうした損害は非常に大きく、壁や車両の落書きを消す費用だけでも全国で年間7億5千万ユーロ(約922億円)もの巨額に上ると推定されている。国全体にとっても大きな問題だが、スプレー式塗料をもった犯人たちは神出鬼没でなかなか捕まらない。

 ミラノ市では、すでに3年前から罰則規定を設け、これまでに52人を告発し112人に罰金を科してきた。ローマ市でも、去る2月上旬からやっと落書き退治が本格的に始まった。

 ローマ市の罰則は、160ユーロから300ユーロ(歴史的あるいは宗教的建造物の場合は500ユーロ)の罰金と、15日以内に落書きを消す義務を課すほか、未成年者にスプレー塗料(落書きの80%以上はこれによるもの)を販売した業者には1千ユーロの罰金を科すことも定めた。

 だが、1カ月以上たつのに犯人は1人も捕まらない。今どき無理な話だとは分かっているものの、若者に公徳心を植え付ける良い方法はないものかと思ってしまう。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100404/erp1004040249000-n1.htm
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2010年03月07日

イタリア便り 車はヒマ人のもの

 イタリアも不景気なはずなのに、昨年秋以来、ローマ市内の車の数は明らかに増えている。

 わが家の周囲でも道路の両側は路上駐車の車でビッシリだ。月に1、2回思いだしたように警官がやってきて目に余る二重駐車の車や歩道を勝手に占領している車に反則切符をはり付けるが、このペースで追いつくはずもなく「駐車違反の罰金とは運が悪い人間だけに振り掛かる一種の災難」と思われても仕方がない。

 なにしろ市民の多くがバスやトラムなどの公共交通機関を利用せず、勤めに行くのも買い物に行くのもすべて自分の車で済ませようとするから、道路が混雑するのは当然だ。

 昨年11月のある消費者団体の調査によると、ローマ市民が毎日渋滞によって失う時間は年間260時間、つまり年間11日に上るという計算結果だった。これは、ミラノの10日やナポリの9日と比べても多い。

 東京中心部の区をせいぜい2つか3つ合わせた程度の広さのローマ市内の道路が混雑するのは、路上駐車する多数の車によって道路の幅が半分に狭められていることも一因だ。

 このほか、市外から毎日300台以上も到着する大型観光バスと、週に少なくとも数回は中心部を練り歩くデモ行進も大きな原因になっている。

 要するに、市民が意識を切り替えない限り、ローマの交通渋滞の解消は到底不可能としか言いようがない。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100307/erp1003070252001-n1.htm
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2010年02月21日

イタリア便り 一生、すねをかじられる

 近ごろは、子供が欲しくないという若い夫婦が増えてきたといわれる。だが、イタリアの最近の裁判を眺めていると、一概に彼らの選択が間違いだとは断言できないような気がする。

 最近、北イタリアのベルガモ市の裁判所が、32歳でいまだに大学に在籍して職に就いていない無職の女性が父親を相手取って起こした養育費支払い請求を正当なものと判断し、月350ユーロ(約4万3千円)の支払いとこれまでの未支払い分の一括支払いを命じた。

 もっとも、こうした裁判は少なくなく、その判決もまたさまざまである。例えば、ローマ裁判所は「これまでの10年間と同じような養育費」を60歳の父親に求めた30歳の女子大学生の要求を不当として退けた。

 また、ミラノ裁判所も、大学の工学部出身の36歳の息子が「これまで通り毎月2千ユーロ(約25万円)の養育費を支払え」と、著名な外科医の父親を相手に起こした請求訴訟でも、息子側の要求を退けている。

 イタリアの大学の授業料は日本と比べて高くはないし、奨学金の返済義務もない。大卒の失業率の高さに最大の問題があるのだ。

 それでは、親は一体、いつまで子供の養育義務を負わなければならないのだろうか。この点、生活保護法のないイタリアの民法はあいまいで、伝統的な「家族主義」に責任を負わせる面が強い。

 つまり、裁判官の判断によっては子供に「一生、すねをかじられる」危険なきにしもあらずなのである。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100221/erp1002210257000-n1.htm
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2009年11月29日

イタリア便り 娘たちに起きた惨劇

 数カ月前、イタリア北部の小さな町で18歳のモロッコ人の娘が31歳のイタリア人の恋人と一緒に車に乗っているところを、父親に待ち伏せされ、男性の方は軽傷で済んだものの、娘は首と胸を刺されて死亡した。

 娘の父親は、コック助手として働いていたモロッコからの移民労働者で敬虔なイスラム教徒。娘とは宗教が違い、年齢差もある男性との仲を絶対に許すことができなかったのだという。

 こうした事件は何回も起きており、2004年には伊北部パドバ市で、親が定めたイスラム教徒のモロッコ人男性との結婚を拒んだ娘が父親に殺されている。

 また、06年にはイスラム教徒であるにもかかわらずイタリアの生活習慣に染まり過ぎたという理由で、父親と親族に殺害された娘のケースもある。これらの父親たちとしては、イスラム教徒としての名誉を守るには、実の娘を殺しても仕方がなかったというわけだ。

 こうした父親たちは、祖国を離れてイタリアに職を求めて来たのに、自分の宗教と生活習慣は守り続けてきたのだ。その結果、イタリア社会に溶け込めず、絶えず不満をくすぶらせて生活していたことになる。

 イタリア内務省のある高官は、移民先の社会になじめない外国人不満分子が、宗教団体内部で過激思想を吹き込まれてテロリストになっていったりするのが最も懸念され、実際にこうした例が多いとしている。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091129/erp0911290239002-n1.htm
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2009年06月14日

イタリア便り 探偵大繁盛の背景

 探偵に依頼する事件といえば、かつては夫か妻の浮気の調査が一番多かったものだ。ところが、最近のように青少年の非行が激増する時代になると、子供の行状を調査してほしい、という親からの依頼が急増しているという。

 数カ月前の有力日刊紙によると、依頼件数はこの1年で全国平均で10%増えた。特に大都市の急増が目立ち、ミラノは40%増、ローマは20%増だという。

 探偵の費用は1日300ユーロ〜400ユーロ。1件当たり平均2000ユーロ〜5000ユーロというから、親の負担もばかにならない。おかげで一昨年度の探偵業界全体の売り上げは、なんと3億ユーロ(約390億円)に上ったそうだ。

 調査対象は激増する麻薬吸引、女子の性的非行、飲酒、ビデオポーカーなどの賭けが大半で、麻薬吸引以外の調査は比較的簡単らしい。特に女子の性的非行は、10件中8件は親の勘が当たっているという。

 一番難しいのは麻薬吸引調査だという。現在のように麻薬の売人が大都市のあらゆるところに存在すると、購入や吸引の現場の証拠写真などを撮るのは1人の探偵では手に負えない。複数の探偵が複数の調査対象を共同で調査しなくてはならないそうだ。

 子供の非行の発見は親の勘が一番だというから、子供の行状について不審だと感じたら、すぐに警察か学校に相談するのがいいだろう。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090614/erp0906140317000-n1.htm
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2009年05月31日

【外信コラム】イタリア便り 姦通罪の今昔

 イタリアでは1968年12月、憲法裁判所が「姦通(かんつう)罪は夫婦の法的平等を規定した共和国憲法に抵触する」との判決を下したことから、刑法上の姦通罪が廃止された。イタリアでも日本でも、姦通罪で罰せられたのは原則的には夫に訴えられた妻に限られていた。

 既婚者の不義、つまり姦通は刑法上の罰則があろうとなかろうと、人類の歴史と同じぐらい長い歴史を持つ。ましてや、姦通罪の廃止により、男女の秘密の関係が「姦通」という重々しい言葉から解放されて軽薄な「浮気」で表現されると、夫婦の関係はますます軽々しくなったといえよう。

 実際、離婚専門弁護士会によると、離婚・別居裁判での原因の1番目は「性格の不一致」で、「相手の浮気」は2番目になったという。また、ある調査機関がイタリア人男女1000人を対象にした調査では、「浮気にやましさを感じる」と答えたのは10人中わずか2人だったという。

 姦通罪の廃止が女性を刑法の束縛から解放したことは確かだが、この廃止は男性側にさらなる有利をもたらしたのだろうか?

 ある遺伝学者によると、「ローマやミラノなどの大都市では、幸い大部分の男性は気がついていないが、出生児100人中10人の父親は婚姻上の父親でない可能性が高い」という。

 いやはや、姦通罪で女性を苦しめてきた罰を今や男性が受けているとでも言うべきか。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090531/erp0905310238000-n1.htm
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2009年05月10日

イタリア便り 新旧「天体望遠鏡物語」

 11日に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ予定のスペースシャトル「アトランティス」は、天体望遠鏡の歴史上面白い記録を残すことになりそうだ。

 今回の打ち上げ目的には、現代科学の粋を集めた宇宙上の天文台ともいうべきハッブル宇宙望遠鏡の大掛かりな修理。長さ13・1メートル、重量11トン、内部に口径2・4メートルの反射望遠鏡を備えた円筒形のハッブル宇宙望遠鏡は、なにしろ19年前の1990年4月24日に打ち上げられただけにこれまでも何回も故障を起こし、現在も掃天用高性能カメラ(ACS)が故障中している。

 さて、今回のスペースシャトルに世界天文年を祝う一端としてNASA(米航空宇宙局)の肝いりで、今から400年前に天体観測に革命を起こしたガリレオの手作りの天体望遠鏡の複製が乗船することになった。

 しかも、最先端宇宙望遠鏡の修理という大役を負うと同時に、ガリレオの望遠鏡を宇宙に運ぶという名誉を与えられたのは、いみじくもイタリア系米国人宇宙飛行士マイケル・マッシミーノ飛行士(47)だ。

 このベテランの宇宙飛行士はこう語っている。

 「私の祖父母は共にシチリアからの移民だし、妻の両親もシチリア移民だ。ガリレオと同じイタリア人の血が流れる私がこの大役を果たすのは一族にとってこの上ない名誉である」


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090510/erp0905100326000-n1.htm
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2009年04月26日

イタリア便り 安くて早いもの勝ち

 イタリアの政治の中心ローマと経済の中心ミラノを結ぶ交通機関として、高速鉄道が飛行機と自動車を抜き1位を占め始めた。ローマ−ミラノ間(高速道路で575キロ)の3つの乗り物による市内から市内までの所要費用と時間を比較すると、次のようになる。

 車だとガソリン代と高速道路代を合わせ116・3ユーロ(約1万5500円)で、5時間半。飛行機だと両都市の市内から空港までのタクシー代と飛行機代が合計316ユーロで、2時間10分。鉄道だと両都市の市内から駅までのタクシー代と高速列車運賃の合計が134ユーロで、4時間30分となる。

 旅行をするなら車が安いが、時間を重視するならやはり飛行機となる。この3交通機関の利用率は、昔は車が一番だったのに、今年は車10%、高速列車48%、飛行機42%と、高速列車が昨年比で12%上昇し、飛行機を抜いて一番となった。

 半民営化した鉄道は、将来のローマ−ミラノ間の所要時間3時間を前に、利用率を50%以上にするため、4月1日から6月末までに限って利用者獲得大キャンペーンを開始した。利用率の低い曜日と時間帯に合わせ、月に15%の割引切符を15万枚、30%割引を6万枚、60%割引を4万枚、予約の早い者勝ちで売り出したのだ。利用者にとっては早くて安いに越したことはないので、さらなる競争合戦を期待したい。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090426/erp0904260347001-n1.htm
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2009年04月12日

イタリア便り シャンデリア

 去る6日の早暁、ローマから約100キロのラクイラ市近郊を震源地とするマグニチュード6・3の大きな地震が起こり、アブルッツォ州の州都の同市と近郊の町村が壊滅的な被害に遭った。ローマも大きく揺れて、ふだんは地震に慣れていない市民はみな肝をつぶして飛び起きた。

 今回の地震とそれに続く余震で、一番不気味だったのはシャンデリアの揺れだった。わが家のサロンには、25ワットのロウソク型の電球が12個と、ボヘミアン・グラスの飾りがついた重さ30キロ以上のシャンデリアが下がっている。取り立ててぜいたくなものではなく、イタリアの家庭ならどこにでもあるものだ。

 これを電器店の職人が2人がかりで天井に下げたとき「天井が抜けるようなことはないね」と尋ねると、「天井には鉄の支えが入っていますよ」と笑われたことを思いだす。だが、今回の地震で大きく揺れるシャンデリアを眺め、万一これが頭上に落ちてきたらと考えると、寒気がしたのである。

 イタリアでは大抵の官庁や大きな劇場、ホテルのホールには巨大なシャンデリアが下がっている。例えばローマのオペラ座の大シャンデリアなど何トンあるか分からない。

 恐らくラクイラ市の劇場や州の庁舎だって同じだ。これらのシャンデリアが全部大きく揺れるさまを想像したら眠気がすっ飛んでしまった。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090412/erp0904120349001-n1.htm
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2009年04月08日

排斥政策のせい?イタリアの下水道で暮らす中国人

 3月26日、イタリアのミラノ警察が下水道の中で暮らしていた28名の中国人を発見したという。このブログは一人の中国人ブロガーが、イタリアの下水道で暮らす同胞を思い、その現状を嘆くものである。

 環球時報の報道によると、3月26日、イタリアのミラノ警察が下水道の中で暮らしていた28名の中国人を発見した。驚くべきことに、彼らはイタリア人女性との間に下水道の正式な「賃貸契約」まで交わしていたという。

 この下水道は「簡易旅館」として改造されており、汚水が絶え間なく流れる「簡易旅館」には60のベッドと汚物にまみれた簡素なトイレのほかに厨房まで存在したそうである。

  さらに報道によると、現在、ミラノには15万人の中国人がおり、彼らの大部分は当地にいる中国人マフィアの管理の下、中国人が経営する地下工場で生計を立てるのだという。また、報道は最後にイタリア人権組織の言葉を引用したうえで、このような事件が起こった原因の一つは、イタリアの外国人排斥政策の締め付けによって、外国人が部屋を借りることが出来ないからだとしている。

 我々の同胞がイタリアでこのような悲惨な生活をしているとは、私は胸が詰まる思いであった。なぜ彼らは中国国内での安らかな暮らしと故郷を捨て、イタリアで下水道などに住んでいるのだろうか?外国の下水道で生活するほうが、中国国内で生活するよりも良いというのだろうか。

 世界金融危機のなかで、中国の経済情勢は良好であるという報道がメディアにあふれているが、それならばなぜ、彼らのような中国人は中国に戻らないのだろうか。以前、ウクライナで10数名の密入国者が逮捕されたことがあったが、その全てが中国人であった。なぜ中国人ばかりが西側に密入国し、中国に密入国しようとする人間はいないのだろうか?


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0408&f=national_0408_043.shtml
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2009年03月29日

中国内陸部に「ローマ人村」 2000年前の遠征軍の子孫 観光で村おこし

 中国西部の甘粛省永昌県郊外に、くぼんだ目に高い鼻、赤みがかった肌をもつ人々が暮らしている。およそ2000年前、中央アジアに遠征したローマ軍兵士たちの子孫とされる。彼らは今、「ローマ人村」として観光業に力を入れるなど、“村おこし”に躍起になっている。

 甘粛省の省都、蘭州から北へ自動車で5時間のところに、永昌県はある。人口約25万人のこの町の中心部に、古代ローマ人と古代中国人の石像が立つ。

 「ローマ人がこの地にやって来たことを記念するために1994年に建てたもので、今では永昌県のシンボルとなっている」と現地の観光ガイドは誇らしげに説明する。中国人像も一緒に建てられたのは、「他民族の軍人も受け入れ、一緒に生活する中華民族の包容力を世界中のみなさんに知ってもらいたいからだ」という。

 石像のある広場から北の郊外へ、舗装されていない砂道を走ること30分。前漢王朝がローマ人に与えた「驪●(革へんに干)城」の遺跡にたどりついた。城壁の一部が残るだけだが、1989年に蘭州大学の陳正義教授らの研究グループによって発見されたという。
 城名の「驪●」は中国古代の史料にたびたび登場する言葉で、古代ローマの別名とされる。中国語で「リーチエン」と発音し、ローマ軍団を意味するラテン語の「legion」が語源であることが、その後の研究で明らかになった。(続きを読む)


http://sankei.jp.msn.com/world/china/090329/chn0903291949007-n1.htm
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2009年03月26日

[日出づる国のサッカー紀行] 東方蹴球見聞録。イタリア人記者(戦術オタク)が見たJ開幕戦

 美しいサッカーとは何か──。

 イタリア人ジャーナリストの僕にとっては、「組織戦術の精度が高いサッカー」ということになる。パスをつなぐオランダのようなサッカーこそ美しいという意見もあるようだが、ああいうスタイルはどうしてもミスが増えてしまう傾向にある。あくまでも、守備におけるミスの少ないサッカーが美しいサッカーなのだ。無論、もっとも美しいスコアとは1−0(ウーノ・ゼロ)である。

 現在テレビのサッカー討論番組で司会を務める僕にとって、戦術について考え、語ることは息をするくらい自然なこと。6歳でサッカーを始め、15歳までFWとしてロンバルディア州選抜でプレーしていたから(その上のカテゴリーには上がれなかったが)、イタリアサッカーのエッセンスが体に染み付いている。さらにもうひとつ。テレビゲームの『ウイニングイレブン』では、'06年の大会でイタリア4位に輝き、あと一歩のところで世界大会出場を逃したほど。使うチーム? ミランと言いたいところだけど、マンチェスター・ユナイテッド。戦うからには勝負に徹するのがイタリアのやり方だからね。カードを使って遊ぶ『WCCF』も、ミラノに一軒しかないゲームセンターで日夜腕を磨いている。今回も成田空港から渋谷のゲームセンターに直行してまずは一戦。最初4−2−3−1で試合をはじめ、後半35分くらいに先取点を入れると、4−4−1−1にして、フィールドプレーヤー8人を自陣に引く。きっちり守り抜いて、ここでも1−0で勝利を収めることができた。ブラボー!

 余談が過ぎたが、今回、そんなイタリア人の視点からJリーグの試合を分析してみたい。イタリア人と同様、日本人はブラジル人のような足技とボディバランスを持ち合わせているわけでもなく、またあるいはオランダ人のようなパワーとスピードも備えていない。とすれば、僕のアドバイスは有益なのではないかと思っている。

鹿島アントラーズ 2−0 浦和レッズ
3・7(土) @カシマスタジアム


 まず見に行ったのは鹿島対浦和。昨年までリーグを連覇しているチームと、日本随一のビッグクラブとの対戦ということで、非常に楽しみだった。トーキョー駅からバスに乗って、鹿島のホームスタジアムに向かう。

 この日、勝者となる鹿島は間違いなく上質のサッカーを見せていた。技術的にもすでにしっかりした守備組織を作り上げていて、まとまりが実に素晴らしかった。立ち上がり15分間くらいは多少のミスがあったとはいえ、守備ではCBの岩政を軸に堅実なプレーに徹し、組み立てる際は野沢の動きが実に効いていた。

 試合を通してDFラインが乱れることはなく、岩政の判断に合わせて他の選手が連動する様も見事だった。監督の采配も的確。相手の中盤が常にボール近くに密集していると見るや、後半の5分過ぎあたりから両サイドの有効活用を指示しているはずだ。それまではセンターエリアでのプレーの組み立てが多かったのだが、相手の中盤の塊を突破できないと見るや4−2−2−2を4−2−3−1に改め、相手を分散させるべく両サイドを軸とする攻撃に移行している。最後まで鹿島が崩れる気配はなかった。

 もっとも、前半22分のゴールは相手ディフェンスのミスが要因だった。GKのフィードからのカウンター。フィールド中央を縦に走る野沢に浦和のMFが付いていかず、最後は完全に数的優位な状態でゴールの形を作っている。野沢にラストパスを送ったマルキーニョスには3つもの選択肢があった。守備を重視する考えがもう少しあれば、いくら相手が鋭いカウンターを繰り出してきても、あれほど無防備な姿を晒すことはない。

 鹿島は攻撃時は4−2−3−1だが、一旦ボールを奪われるや瞬時に4−4−2に変化するのも見事だった。この自在な変化を可能にする上で最も重要なことは両サイドMFの中央への(DFラインを補佐するための)絞りだが、これも完璧。欠点をあげるとすれば前半の15分間、相手ボールの際に全体をコンパクトに保てなかったことに限られる。ただ、これは鹿島のミスというよりは、相手の混乱が伝染していたからだろう。(続きを読む)


http://number.goo.ne.jp/soccer/japan/725/20090326-2-1.html
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2009年03月24日

イタリア:司法「政治的改革」の行方は 検察弱体化狙う首相

【ローマ藤原章生】長年汚職などで何度も訴追されてきたベルルスコーニ首相が、検察の立場を弱めようと司法改革に乗り出し、検事が激しく反発している。論争は法の精神や原則論から大きく離れ、左右が対立する、かなり政治的なものだ。検察は政治権力の影響を受けずにすむのか。論議の底には、この問いが隠れている。

 日本では「国策捜査」という言葉が最近よく使われる。検察が政権の意向や世論をかんがみ捜査することを指す。日本はいざ知らずイタリアでは、ファシズム時代(1922〜43年)の反省から戦後「政権と検察は癒着するもの」という前提で、検察を政府から完全に独立させてきた。

 このため素人目にはイタリアの司法制度はややいびつに見える。

 日本では判事は裁判所、検事は法務省管轄の検察庁に属し、弁護士と合わせ3者は、一応離れている。だが、イタリアでは判事も検事も最高司法会議(27構成員)という政権から独立した自治機関の管理下にいる。この会議直轄の司法部にいるのが判事と検事だ。両者は司法官という同じ職位にあり、人事異動で入れ替わる。検察庁と裁判所が同じ職場のようになっている。

 94年から3度政権についたベルルスコーニ首相はこれまで贈賄、横領、脱税、資金洗浄などで検察により捜査、起訴されてきた。

 首相は昨年5月の新政権誕生後、若手のアルファノ法相に司法改革を急がせた。首相自身がスキャンダルの暴露に遭ってきた電話などの盗聴制限と、民事、刑事訴訟の見直しに取り組んでいる。

 中でも首相が最もこだわる改革案が「検事の弱体化」だ。今の形では、判事と検事が癒着すると疑っている。

 ある検事(50)は匿名でこう語る。「首相が訴追された96年の汚職公判で、判事と検事が公判の進め方を打ち合わせる声が録音されたことがあった。何度も被告席に立ってきた首相はそれで『判検癒着』を確信した。今年の司法改革の最大の狙いは、積年の恨みを晴らすための両者の切り離し、孤立化にある」

 政界に限らずイタリア社会は左右に分かれやすい。

 右派のベルルスコーニ氏は過去の公判で「あの判事は左翼だ。代えてほしい」と何度か要求した。国内メディアをほぼ掌握する大富豪の首相を左派の判事、検察が脅かしている、と考えている節がある。「司法の切り崩しが首相の狙い」と先の検事は言う。

 首相は前回の政権時(01〜06年)の05年にも、検事の弱体化を盛り込んだ法案を一度成立させたが、当時の大統領が署名せず、頓挫した経緯がある。

 ◇「検事と弁護士、対等に」
 アルファノ法相は2月の会見で「判事と検事が同じ職位というのはおかしい。被告から見ると、検事が判事に近すぎる上、捜査権限が強過ぎてバランスが悪い。今後、警察情報へのアクセスなど弁護側の権利を高め、検事の権限を見直す。訴追する側と被告側を対等にするため、検事を『訴追側の弁護士』という立場にしたい」。

 「訴追側の弁護士」とは何なのか、まだ具体的に示されていない。前回の改革の失敗から、首相は今年6月までをめどに、慎重に検事の地位改革案を練っている。

 最高司法会議の構成員で弁護士出身のチェレスティーナ・ティネッリ委員は「司法会議を二分し、判検の管轄を完全に分ける案が有力のようだ」とみる。

 仮にそうなれば「違いは大きい」と言う。「判事から切り離されることで集団としての検察の立場は弱まる。検事の中には倫理の低い者もおり、逮捕権などを持ったまま孤立すれば、政権側に利用される者も出てくる。現在でも検事たちはいくつもの派閥に分かれ、党派の影響を受けた捜査をする傾向があるからだ」

 ルカ・パラマルカ検事(48)は言う。「イタリアは汚職が多く、どの世界にもマフィアの影がある。政権に近い警察も常に検事の味方というわけではない。判事と共にあるのは、この国ならではの検事の姿なのです」

 検事と判事の切り離しは89年から何度か持ち上がっては消えた。憲法改正が必要で、その場合、上下院で3分の2の議席の可決が必要だが、与党の現議席では難しい。アルファノ法相は憲法に触れない形の改革を探っている。

 ◇「ファシズムに逆戻り」
 イタリアには検事や判事の労組がありストやデモを行っている。最大労組、全国司法官協会のラツィオ州代表、パオロ・アウリエンマ検事(48)は、ベルルスコーニ改革を「非常に恐ろしい」と言う。

 判事から切り離された検事は政治の道具にされ、ファシズムに逆戻りだ。

 私は判事を経て検事になった。確かに判事、検事、被告・弁護側が3分される制度から見れば奇妙かもしれない。だがイタリアでは戦前、ムソリーニ政権に検事が使われ無実の市民を訴追した。民主主義の歴史が60年しかないイタリアの場合、司法の独立を守るには今の制度しかない。

 検事といっても、イタリアでは英米的な意味での「告発人」とは違い、被疑者を起訴するのが最終的な目的ではない。検事は独自の審理を行い判事に近い役割も担う。イタリアの検事は過去に被疑者の8割を予審で無罪放免にしてきた。残り2割が公判に進むが、その半数は判事の判決で無罪となる。首相が言うように、判事と癒着していれば、そんな結果にはならない。

 判事と検事はよく食事などを一緒に取るし、家族ぐるみのつき合いもある。でも私たちは仕事の話はしたことがない。

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 ■ことば

 ◇イタリア検察の政界捜査
 イタリア検察は、これまで、政府側に情報を漏らさない形で、首相ら有力政治家に対し独自の捜査を行ってきた。検察は、ベルルスコーニ氏が実業家時代の85年と91年、自分の企業グループの会社に便宜を図らせるためローマの判事にわいろを贈った、として贈賄罪で訴追したが04年に一部無罪、一部控訴棄却の判決が下った。

 さらに、ベルルスコーニ首相から偽証の見返りに60万ドル(約5800万円)を受け取ったとして、英国人弁護士を偽証罪などの罪で起訴。ミラノ地裁は今年2月、英国人弁護士に有罪判決を下した。

 だが首相は昨年7月に成立した「現職の大統領、両院議長、首相を刑事訴追の対象としない」免責特権法で公判を免れている。


http://mainichi.jp/select/world/news/20090324ddm007030091000c.html
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2009年03月15日

【外信コラム】イタリア便り 「操行点」

 今どきの若者には「操行点」などといっても、「普段の行いについての点数」と説明してやらなければ通じないかもしれない。
 イタリアの若い女性政治家ジェルミーニ文部大臣は積極的に学校制度改革を実行しているが、その一つが昨年秋から始まった中学、高校、専門学校での「操行点」の導入である。

 ほかの科目とは違い「操行点」の場合は、10点満点で5点を取ると自動的に落第になる。左派政党や労働組合から「ファッショ」の非難を浴びたが、多くの教師や父母からは、最近の青少年の非行や学校内暴力の横行にストップをかけるものとして称賛の声も上がっていた。

 2月に今学年の前期が終了して高校、専門学校の科目ごとの成績が集計され、文部省から発表された。驚くなかれ「操行点」で5をつけられた生徒が全国の生徒総数170万人のうち、3万4000人いたのである。

 もちろん、今回は初めての操行点だけに教師側からの警告の意味合いも強いだろうから、今後の後期4カ月間で取り戻せる可能性は十分にある。

 最近の青少年の非行、学校内暴力の原因には、親の責任感の欠如のほか、教師側の指導能力の低下と無気力化も問題にされている。それだけに、「操行点」の導入が果たして今後どのような結果をもたらすか、興味がある。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090315/erp0903150254000-n1.htm
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2009年02月18日

「日本の経営者はイタリア人を見習え」

 経営環境の悪化により、業績不振に陥る企業が後を絶たない。昨年末のトヨタ自動車を皮切りに、ソニー、NEC、日立製作所など日本を代表するトップ企業が相次いで赤字転落を発表している。苦渋の表情を浮かべて業績悪化を口にする経営者たちを見かけない日はない。

 「すぐに暗くなるのは日本人の悪い癖」。こう話すのは経済アナリストの森永卓郎氏。1月29日に開催された「NTTデータ イノベーションカンファレンス 2009」の基調講演に登壇した森永氏は、現在の日本の問題点をイタリアと比較しながら指摘した。

(続きを読む)


http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0902/18/news039.html
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2009年02月17日

引きこもり:イタリアでも急増 日本を例に有力紙が特集

【ローマ藤原章生】イタリアの有力紙「コリエレ・デラ・セラ」が同国で目立つ「引きこもり」を特集した。相談に来る親が急増しているという精神科医らの証言を基に、原因を探っている。

 記事(11日付)は「イタリアの引きこもり(hikikomori)、東京のよう、何年も孤立する少年たち」と題され、社会面に大きく掲載された。刀を持った日本人の少年が乱雑な部屋でくつろぐ姿をイメージ写真として使っている。

 ミラノ発の記事で、「昼は寝て、夜に冷蔵庫をあさり、インターネットと漫画だけの生活」、「過去半年、親に話したのは『ほっといてくれ』の一言」と約10人の事例を紹介。相談を受ける複数の精神科医が「100万人を数える日本ほどではないが、外のひどい世界から逃れ、閉じこもる子が多い」、「頭が良く創造性があるが内向的な10代に多い」と特徴をまとめている。著名な精神分析医が「私が知る事例では、過去2年で5倍に増えた」とその広がりを強調する。

 要因としては「母親との密着や過保護が、自己愛の強い、もろい子にしてしまっている」、「日本では厳しい学校制度、親の過剰な期待が一因だが、イタリアでは学校で(友達)グループとの関係を築けない子の逃避が多い」などとまとめている。対策として「子が小さい時から、共によく遊び、一緒にいて、時に外に一人で出し、自己評価の高い子に育てなければならない」と結んでいる。


http://mainichi.jp/select/today/news/20090218k0000m030062000c.html
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2009年02月15日

イタリア便り 現代版ベスパシアヌス帝

 14日から「水の都」ベネチアで、仮装した人々でにぎわう有名なカーニバルが始まったが、トイレが近い方々はご用心。
 ベネチアには世界各国から年間2100万人以上の観光客が訪れる。このうち1500万人は日帰り観光客、88万人は地中海巡航豪華客船の乗客だ。町にあふれんばかりの観光客がいても、ホテルに泊まったりしてくれる客は半数にも満たないのだ。

 この金を落とさない“歓迎されざる客”でも、市営水上バスは利用するし、公衆トイレには入るし、大量の空き缶や紙くずは残していく。ただでさえ赤字財政の市当局にとっては頭が痛い。これまでも、観光バスに入市税を課し、観光客には住民より倍も高い市営水上バス料金を設定し、サン・マルコ広場での野宿やパンをかじる行為を禁止するなど、さまざまな日帰り客の防止策を講じてきた。

 2月1日からは「公衆トイレ利用カード」の発行も始めた。ここでも、住民と観光客には差を設けた。住民には年間3ユーロのパスを発行しトイレ使用料は1回25セント(約30円)。一方、観光客には1日2回まで利用可能な3ユーロ(約350円)の1日カードを発行した。

 ローマ皇帝ベスパシアヌスの「男性用トイレ利用税」を想起させるが、屎尿(しにょう)からアンモニアを採ったなめし革職人だけから利用税を徴収した皇帝に比べると、ベネチア市当局の方がよほどあくどいような気がする。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090215/erp0902150254000-n1.htm
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2009年01月04日

イタリア便り 怠け者の国?日本

 私の年末行事の一つは、日本から送られてくるカレンダーにイタリアの祝日の印をつけることである。先日も日本とイタリアのカレンダーを並べ比較して、毎年のことながら日本の祝日のあまりの多さに驚いた。

 両国ともに土曜日は会社や学校は休みが多いから、土、日曜に祝日がぶつかるものを除くと、2009年の1年間に限っていえばイタリアの祝日は7日。これに対し日本は倍以上の15日もある。イタリアは祝日がない月が7カ月もあるのに、日本で祝日がないのは6月と8月だけだ。

 それだけではない。土曜日を含めた3連休を比べると、イタリアは年間3回しかないのに、日本では3連休が5回、5連休が2回もある。これに加えて、日本の官公庁や会社では年末と新年の三が日の休日も慣例になっているが、イタリアにはこんな習慣はない。もちろん、イタリア人は自分の有給休暇はフルに取る。しかし、これは自分の権利で、祝日とは関係ない。

 昔のイタリアでは、カトリック教の祭日を含め祝日・連休が多かったが、1977年に当時の経済危機を打開するため、政府が祝日の大削減を行い今日のようになったのである。

 日本人は、かつては「勤勉な国民」として世界に知られた。ところが、国が率先して祝日を乱造し「ハッピーマンデー制度」などという、他国民が知ったらあっけにとられる制度まで作り上げ、国民を「怠け者」にしたのである。


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090104/erp0901040235000-n1.htm
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